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楽しめる色々な紅茶器セット@「Tortoise General Store」in ロス [Report]

楽しめる色々な紅茶器セット@Tortoise General Store

私はお茶が好きで、日本茶もさることながら紅茶をよく飲む。好きな紅茶の種類はもっぱらダージリンだが、茶器のセットはデザインの良い色々な種類を楽しんで、自分の美的感覚を満足させている。この点で、ロスのヴェニス地区にあるトータス店(Tortoise General Store)が一番気にいっていて、これまでそこで3つの違った種類の茶器セットを入手したが、どれも美しく満足している。

第1のセットは有名なHarioのガラス食器で、私はガラスのティーポット(急須)と3つの違ったサイズのティーカップとソーサーを入手。そのどれもが本当に軽く透明なため、紅茶を入れ物からというより「空中」から飲んでいる感覚で、紅茶もよりおいしく感じるし、よりリラックスできる感じである。
(Hario)
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ただ残念なことに、ミルク差しはHarioで出していないためか、この店で扱っていないので、Hasamiのものを使っている。次にこのHasamiを取り上げよう。

第2はHasami Porcelain Japanの製品で、ティーカップ、ミルク差し、ふた兼小皿のセット。このHasamiの素晴らしいところは日本の重箱のように、すべてのものがどんな順番でも上下にピッタリ重ね合わせることができることで、デザイン美と機能美の両方を兼ね備えており、しまう際に場所を取らないというメリットもある。
(Hasami)
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その上、三角形の木のお盆もあって、三点セットが隙間なくお盆にはまるので、まさにナイス・フィーリング!しかも、そうすると片手で運ぶ際にも安定していて安心感がある。
これは朝起きた時や寝る前などに、果物やナッツなど少々と紅茶を一杯飲むのに最適といえる。

第3のセットは、食事時に使うのにとても便利な、セラミック製のマグと小さなミルク差しで、これらはオレンジ郡在住の日本人アーティスト西河原信人氏によって一つ一つ手作りされているもの。マグのサイズがちょうどランチやディナーの際に即席みそ汁などを飲むのに適しているとともに、食後のデザートと一緒に紅茶を飲むのにも使える。
(Nishigawara)
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ただ、このセットは単に便利なだけでなく、使う人の心に何か訴えるものを持っている。それはおそらく手作りの暖かさと一つ一つが個性を持っているからであろう。またセラミックの重さも、いかりのようにどっしりとした良い感じで、これは明らかに一つの工芸作品に他ならない。

言うまでもなく、Tortoiseでは他にもたくさんの良いデザインのティーセットやコーヒーセットを見つけることができ、しかもその中には西河原陶器のように日本では手に入らないものもある。その意味で、このような店がロスにあるのは実に幸運といえるであろう。

宮尾尊弘(南カリフォルニア大学) 2/8/2016
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